不毛地帯(完)

いつもは録画したものを翌日に観ていたのですが、昨晩は「最終回」ということで、リアルタイムで観ちゃいました。

観ないと眠れないと気になって眠れないと思いまして・・・。

しかし、観たら観たでものすごいラストに感動しました!

壱岐さんと鮫島さんは商社マン同士でバトルをしていて、壱岐さんは社内で活躍して上を目指しているのだとおもったのですが、壱岐さんはそんなこと、最初から考えてもいなかったわけです。

壱岐さんは「組織」を作ろうとしていて、結果、偉くなっていった、または偉くなる必要があったわけです。

軍には階級があり、指揮系統がしっかりしています。

現場の軍曹や大尉の勝手な判断、スタンドプレーは軍規違反で処罰されます。

また、軍曹や大尉のような最前線で戦う人は死んでいなくなってしまう可能性があります。

それでも、軍は「組織」として成り立っているので、機能を損なうことがないわけです。

しかし、壱岐さんの近畿商事も、鮫島さんの東京商事も、一人の活躍が目立つばかりで、もし大切な人が倒れたら会社も一緒に倒れてしまいます。

その危うさを壱岐さんは体験をしていたわけです。

なので、最初から壱岐さんは鮫島さんとは違うステージ、要は人材育成と組織の構築を行っていたのですが、鮫島さんは壱岐さんをライバル視するだけで、会社のためには何もやっていませんでした。

大門社長、近畿商事の社員、そして鮫島さんは、壱岐さん、要は軍人との決定的な違いを最後に目の当たりにして、完全なる敗北感と妙な充実感を味わうことになります。

この話を作った山崎豊子はいったい何者なのでしょうか・・・。

尊敬する人は?と聞かれたらしばらく「山崎豊子」と答えようかと思います。

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