ついに念願の商品を買ってしまいました。
ブラックホーク・ダウンのスペシャル・エクステンデッド・カット版、要は完全版とかいうやつです。
この映画、以前にもちょこっと説明しましたが、ものすごく好きなんです。
2001年に公開された映画なんですが、この商品が発売されたのが2006年なんです。
僕は買ってませんが、2004年あたりにもコンプリートボックスみたいなものが発売されたりしています。
1993年に起こったソマリア(東アフリカ・サウジアラビアの下)での市街戦を描いた作品です。
戦争映画というよりは「戦闘」映画と言うべき作品かと思います。
これまでの戦争映画は何千人規模や何万人規模が激突する映画が多かったかと思うのですが、これはアメリカ兵100人対ソマリア民兵数千人の戦いです。
そして、監督は僕が大好きなリドリー・スコット監督!
有名な映画では「エイリアン」「グラディエーター」あたりでしょうか。
アクション映画を撮らせたら右に出る者はいないと言っても過言ではないと思っています。
とまぁ、前おきはこのぐらいにして封を開けます。

で、後は・・・

!!
そうなんです、なんとこのブラックホークダウン、アカデミー賞を2部門受賞していたのです。
最優秀音響賞と最優秀編集賞!
すげぇ!
やっぱりすげぇ映画だったんです。
アカデミー賞を受賞したからすごいっていうのではなくて、僕の感性が正しかったというか、やっぱりね!すごいんだよこの映画!と思えてちょっとうれしかったです。
で、中身・・・

いたってシンプル。
DVD以外には何も入っていません。
じゃー、早速観てみましょうということで観ました。
感想。
これ、良い意味で別の作品です!
追加された7分のシーン、追加と言っても10秒、20秒程度がシーンごとに細かく入っているため、再編集したら結果として7分長くなったバージョンなのですが、編集だけで映画ってこんなに変わるんですね。
編集者すげぇ!
2001年に映画館で観たブラックホークダウン、そして最近ケーブルテレビで観たブラックホークダウン、どちらもノーマル版なのですが、ストーリーとしてやっぱり主役がいるんですね。
まず、デルタを嫌いつつも尊敬しているレンジャー、特にフート(エリック・バナ)に憧れるエヴァーズマン(ジュシュ・ハートネット)みたいな見方がかなり強いと思います。
デルタの中でもフートは「自分が今何をなすべきか、何ができるのか」を自らの意思で決めてサクサク動きます。
仕事でも現状を整理してスイスイ進める人っていますよね、あんな感じです。
フートは冷酷に見えるが、実はそれは感情を押し殺して動いているだけであり、友のために戦う熱い戦士なのです。
その姿を見てエヴァーズマンも成長していくわけです。
そしてこの映画からはチームプレイ、友情も学べます。
一度基地に戻ってから怖くて怖くて戦闘地帯に戻りたくないという兵士が出ますが、結局、彼は自分の意思で戦場に戻っていきます。
それは友のために闘っているからです。
そして何よりも忘れられないのが、デルタのシュガードとゴードンです。
この二人は何百人もいる暴徒の中に、たった二人だけで友の救出のために向かいます。
別に上司から命令されたわけではありません。
自らの意思です。
彼らは戦士であるので、多分、いつかは死ぬであろうと思っていたのだと思います。
そして、仲間を見殺しにはできないという思い、ここが自分たちの死に場所だと思い志願したのだと思います。
結果、二人は死んでしまうわけですが、そのシーンを思い出すたびにかっこよすぎて涙が出そうになります。
そんなノーマル版でしたが、この特別版は一味も二味も違います。
ガリソン少将、マクナイト中佐、サンダーソン軍曹、などにもフォーカスがあたっているシーンが多く、チーム色が強い作品になっています。
それぞれにストーリーがあり、それぞれの思いが伝わってくるので、「モガディシュの戦闘」の全体像というものがより強く出ている代わりに、主役が存在しない感じになっています。
なので、全くの別作品であると言えます。
ブラックホークダウン好きにはたまらない作品であることは間違いありません。
ブルーレイ版が出たら買いますね!